NFTの独自コントラクトとは
NFTマーケットプレイスを経由せずに、自分で作成しチェーンにデプロイしたコントラクトのことを指します。
マーケットプレイス上でコレクションを作った場合、サイト上ではコレクションに属していますが、チェーン上ではマーケットプレイスのコントラクトがもつ無数のトークンの中の数種類でしかありません。
独自コントラクトの場合、チェーン上でも独立したトークンとして記されています。
独自コントラクトの場合、ユーザー Mint 機能やランダム性を持たせた機能など、マーケットプレイスに無い独自の機能を作成することができます。他にも、複数のマーケットプレイスにまたがった出品も比較的楽に行えます。
また自分のサイトにて、ミントや販売機能を備えた独自サイト構築も可能になります。
独自コントラクトを作るには
独自コントラクトを作るには、多少のプログラミング知識と黒い画面(ターミナル)の操作知識が必要です。
openzepelin、hardhat というツールと、solidity、javascript という言語使って記述します。また、remix と metamask を組み合わせても作成することができます。
ですが、これらのツールはある程度のプログラミングの知識を有していることを前提としています。そうではない人にとっては、なかなかハードルが高く、デプロイするまでに時間がかかってしまいます。
独自コントラクトには大きなメリットがあるものの、プログラミング知識がない人にとってはハードルが高いものです。
ノーコードで独自コントラクトはつくれる
「自分のクリエイティブを試したい!けど、ブロックチェーンの知識やブロックチェーンのプログラミングスキルがなくて、
独自コントラクトまでは難しい!」
そんな方に向けてか、独自コントラクトを Web サイト上で作成できるツールがいくつかでています。
ノーコードとはいえ、知識は必要。
ただ調べた結果、ERC721やERC1155といったNFTのコントラクトの規格への多少の知識は必要なようで、ノーコードとは言えど知識は要求する、というのが現状です。
独自コントラクトに接続するサイトは別に用意する必要がある
また独自コントラクトをデプロイした後に、自分の作成したサイトでwalletとの接続をして、NFTを販売したい場合、これはこれで独自に作成しなくてはなりません。あるいはノーコードを貫きたい場合、NFTFYといった、マーケットプレイス作成サイトを利用する必要があります。
では、以下に独自コントラクトを作成できるサービスを紹介していきます。